巻き爪マイスター｜あおば皮膚科・形成外科武蔵小杉美容皮膚科・皮膚科・形成外科

巻き爪マイスターとは

巻き爪マイスターはコイルばねに内蔵された超弾性合金ワイヤの弾性力によって、装着している間に巻き爪が徐々に矯正される医療機器です。安全性に配慮し、ワイヤをコイルが抱合する設計となっています。

通常1～3ヶ月くらいで巻き爪が改善します。また、爪を自然な形で矯正できる設計となっていて、近位部の矯正効果も期待できます。

巻き爪マイスター (手技料含め)	¥8,800

*料金は全て税込価格です。

爪の全体がロール状に湾曲する症状のことです。爪の両側または片側が内側に巻き込んでいる状態ですが、痛みや出血、炎症がなければ即座に治療をする必要は特にありません。

もともと爪には内側に湾曲する性質がありますが、普段から立ったり歩いたりしていると、地面からの圧がかかることで爪はまっすぐ正常な状態をキープすることができています。病気や老齢で寝たきりの人、あるいは車いすの生活をしている人は巻き爪になっていることが多いです。

爪の角が尖って皮膚・皮下組織に刺さっている状態をいいます。巻き爪と違って爪全体が丸くなることはありません。

食い込んだ爪の先は肉芽種様に盛り上がって炎症を起こし、圧迫すると爪の先が刺さって強い痛みがあります。また、傷口ができると細菌感染や化膿を起こす場合があります。

フックを引っ掛けられないほど巻き爪が重度の場合、爪が薄い場合、ワイヤーをかける部分の爪を切っている場合、爪幅が17～25mmの範囲から外れる場合は装着できません。
一度取り外した巻き爪マイスターを再装着することはできません。
装着中はワイヤーが靴下や布団に引っかかりやすいため、ワイヤーの部分をテープで保護する必要があります。
爪に負荷がかかるような激しい運動はできる限り控える必要があります。

施術の流れをご紹介します。

STEP.1 カウンセリング: 診察で、巻き爪のこれまでの経過や、痛みの有無、家族に巻き爪の方がいるかなど、詳しくお話をうかがっていきます。治療ペースや改善までの回数、日常生活で気を付けることなど、説明いたします。

どれくらいの使用期間で痛み・効果を感じられますか？: 通常、矯正開始2週間には痛みが減少し、1-2ヶ月装着を続けていれば巻き爪は改善します。ただし個人差があり、重度の巻き爪の方では3ヶ月以上かかる場合もあります。

爪のお悩みを持っている方は意外と多く、痛みで日常生活に影響がある方も。継続して治療をしていくことが大切です。病気や老齢で寝たきりの人、あるいは車いすの生活をしている人は巻き爪になっていることが多いため、早期にご相談いただくことをおすすめしています。